海老で鯛を釣る

海老で鯛を釣る

朝起きた瞬間から、寒いと思ったら、昨夜は雪が降っていたんですね。。

出来ることなら今日も、引きこもりたい様な寒さです。

 

1月7日は、娘の誕生日でした。

私の誕生日には、わざわざ香水を送ってくれて、
友人からは「倍返しだな!」と言われておりましたが、、、

3倍返しくらいでした(^∇^)

財布を新しくしたいとの事で、こちらの財布をプレゼントしました。

財布の色は、ピンクにこだわっているそうです。
玉の輿婚でも狙っているのでしょうか(笑)

これまで愛用していたコーチにお気に入りが無くて、
今回はPaul Smithのガマ口財布です。

 

今日連絡があり、「一粒万倍日だから、今日から使います!」との事でした。

とても可愛いくて、気に入ってる!

まま、大好き!

とか、とか。

彼女は、いろいろと嬉しくなる様な事をタイミング良く言ってくれるのです。

ま、いわゆるリップサービスです。

多少の計算もあると思いますが、それは私にだけでは無くて、
とても(上手い)です。

甘い言葉だけでなく、機転の利いた会話で笑わせる事も、かなり得意のようです。

 

海老で鯛を釣る

少しの労力で、大きな利を得る

 

素晴らしい特技だ!といつも感心しています。

そして、釣られる方も、悪い気がしない。

どの道(お金を)出すなら、気分良く出させてくれる方がいいと思うほどです。

 

うちの二人の子供達は、それぞれに個性があり、
長所も特技も違うことを見ていると良くわかるのですが、

おっとりした、きりんの様な草食系男子の長男は、
私にお金を出させる事をとても申し訳ない様に思ってくれているのかのように、アプローチしてきます。

でも、本当にそう思っているはずなら、自分で何とかするはずですし、
本心は出して欲しいと思っているのに、その建前が何だか(気に入らない)笑笑

私の性格をもっと理解して、気持ち良く出させる工夫をしてほしいと伝えた事があります。

息子からは「善処します!」との返答でしたが、その後、アプローチはありませんw

 

きっと対人コミュニケーションも、仕事のスタイルも、
それぞれの個性で形成されているのでしょうね。

 

同じ環境で、同じように育てたつもりなのですが、面白いものですね。

生まれた順番、男女の違い、それだけで、
両親をはじめ周りの大人の接し方が違う事もあります。

うちの場合、舅や姑は、あからさまに「長男」贔屓でした。

その分、私の祖母や叔父が、娘には甘々で、
特に叔父は激甘の「大甘の王子」と呼ばれていました。

今思えば、激甘な祖母や大甘の叔父への娘の細やかなお礼が、
「言葉」だったのかもしれません。

おばあちゃん、大好き!

私の大事なおばあちゃん。

言われて、悪い気がするわけでなく、さらに可愛いさが増し、
何かしてあげたいと思う好循環になっていたのでしょうね。

「対価交換」として、
例えば自分が欲しい物や望む環境を手に入れるために、
お小遣いも少ない子供時代、自分が対価として出せるものは、
ちょっとしたお手伝いや肩叩き、そして「言葉」を使う事くらいですよね。

幼稚園あたりから、彼女はこんな成功体験を重ねて、
この特技を身に付けたと思われます。

今日、このブログを書いて、私も初めて気がつきました(笑)

逆に、長男は溺愛されることが当たり前の感覚なのか、
それを有り難いこととも思えず、むしろ面倒くさい&うんざりしていた様でした。

 

自分にどんな特性があるのかを知る方法に、
どんな生育環境でどんな大人に接していたかを思い出し、
客観的にみてみるのも大きな手がかりになると思います。

 

夕方からまた雪が降り出しました。
今夜もまた積もるのかな。
皆さま、車の運転には、くれぐれもお気を付け下さいね♪

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