女性営業職の働き方について

女性営業職の働き方について

先日、徳島新聞社の記者の方から御連絡を頂き、取材をお受けしました。
徳島県内でも、女性営業職の採用に取組む企業が増えてきたそうです。

今年で営業23年目となりました。
第一子が小学校入学と同時に社会復帰し、営業職を選んでから22年の月日が経ちました。
当時はまだ、結婚したら専業主婦になるのが当たり前、家事育児に専念し家庭内を切り盛りするのが仕事だと多くの人がそう思い、疑問に思うことも無かった時代でした。

いろんな転機が重なり、営業職としてキャリアを再スタートして現在に至っていますが、今思えば、すべてに感謝したくなるほど、環境は恵まれていたのだと思います。

決して順風満帆に来たわけではありませんが、営業という仕事にやり甲斐を見いだし、生き甲斐となってしまいました。

女性営業職が働き続ける職場環境についてのご質問もありましたが、何より仕事の楽しさを教えてあげることが一番だと思います。

勝手に人生の師と仰ぎ尊敬する方が、「営業は誇り高き下座の行」と仰いました。

営業という仕事が、どれほど自分を人間として成長させてくれる仕事であるのかを、まず最初に教えてあげるべきであると。

その心得が「誇り高き下座の行」

お客様に買ってもらう真の商品は何か。
仕事における苦労や困難の意味は何か。
一人のお客様と出会うことの意味は何か。

私もまだまだ発展途上の身ではありますが、単に目標数字を達成することが仕事ではなく、仕事を通して自分のあらゆる能力や可能性を拓く、そんな仕事の仕方を知りました。

そして、どんな環境であっても自ら改善する積極性や自主性を見いだし、やめたく無くなるのではないかと思いましたが、そんな精神論は今時通用しないのかもしれないと口をつぐみました。

取材は当初30分の予定でしたが、大きくオーバーするほど楽しい時間でした。
これまでのいろんな経験が、どこかでどなたかのお役に立つことがされば幸いです。
女性営業職の活躍を心から応援しています。

最後に、人手不足は地方ほど今後一層深刻な問題となりますが、女性が活躍できない社会で海外人材は遙々日本へやってきて生き甲斐を見いだし働けるのかな。。と心の声(^.^)

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