徳島県女性起業塾2019

今年で6年目の開催となる、徳島県女性起業塾。

毎年、新たな受講生が参加され、年々女性の起業への関心が高くなっていることを実感します。

昨年より、これから起業する方向けの初級クラスと、起業後5年未満の方向けの中級クラスの2つに分かれて開催するようになりました。

昨日は、初級クラスの第二回目「女性の起業について」というテーマでお話をさせて頂きました。

事前アンケートのよると多くの方が起業前で、すでに起業している方も数人。
起業するジャンルは、毎年のことですが、幅広くバリエーション豊富です。

自分自身の起業を振り返っても、よくわからないまま、突き進んでいただけに、まずは、起業するとはどういうことなのかを理解することが最初の一歩。
それから、社会全体の流れや世界の中の日本を知って、自分の動きを認識できておく方が良かったという思いがあり、今回は「女性の起業」というテーマで全体のお話をさせて頂きました。

2012年からの社会活動の流れが、会社員だった私を独立起業へと導き、独立後のオランダ王国視察から活動のヒントを得て、NPOを設立。そして、同時に、女性起業家の支援組織としての企業組合の設立に至った。
決して、意図して動いたものではないことが、形になっていったこの数年。

その後も、運命の出会いと思えるような素敵なご縁に恵まれて、昔からずっと好きで憧れだった「海外」や「世界」をキーワードに段々と自分の本質に近づいていると思えるこの頃です。

起業して良かったことの一番は、「自由」を謳歌し、心から人生を楽しめるようになったことかもしれません。

ひとり親になった時から、子どもが独立するまでの期間は、「子どもへの責任」が一番でしたが、子どもが独立後は何かモチベーションなのかというご質問を講義後に頂きました。

それは「好奇心」です(笑)

50歳の記念に、人生の夏休みとして過ごしたカンボジアでの時間。
50年=半世紀も生きてきて、知らないことだらけ。生きているうちに、この世界の中のどれだけのことを見聞きしたり体験できるのだろうか。

世界は広い!
知らないことを知りたい。
やったことが無いことをやってみたい。
行ったことがないところへ行ってみたい。

これを仕事を通してできるなんて、会社員ではなく起業し自由にできる今だから可能なのだと思うと、やっぱり起業して良かったと心から思えます。

カンボジアで思い切り「素」になって味わった純度100%の開放感が、その後の「快・不快」「好き・嫌い」をより敏感に感じられる自分にしてくれました。

ワクワク心がときめくことしか出来なくなって、「好奇心・探究心」の塊のように、まだまだ知らない世界へと動いています。

まだまだ、前例が無いことやメジャーでないことへの拒否反応が強く難儀することも多いのですが、それがまた妙な遣り甲斐になって、挑んでしまうのが悪い癖です。

しかし、これが報われた時に一人で噛みしめながら味わう、「たまらない快感」が忘れられないのですw

今年もまたこの起業塾からどんな女性起業家が誕生されるのか、とても楽しみです。

ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

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