今年の立春を伊勢で過ごした時から、夏至の日の出はここで!と決めていました。
夏至に、夫婦岩の間に太陽が昇り、富士山と重なり一直線になるそうです。
何だかとっても有り難い日の出の様です。
20日の夜、約4時間半、車を飛ばして走って来ました。
お伊勢参りの前に、禊をするのが古来よりの習わしらしく、二見は「みそぎの町」
夏至の日には、夏至祭があり二見ヶ浦の海に入る禊修法があると知り、
人生初の禊体験を決意!
いろんな変化の中で、私は怖じ気付いているのか、、、
揺れてる場合かッ‼︎と自分に「喝」を入れたくて、ベストタイミングでした。
20日の夜は、大雨警報が出ていたのですが、
明け方にはすっかり雨も上がり、3時半から御神事が始まりました。
禊着を着て鉢巻を締め、禊守りを首から下げます。
なんとも勇ましい姿ですが、写真はなし。
大学生の女の子や、褌姿の若い男性も沢山いて、この日は役200名で海に入りました。
足だけ浸かるくらいかと思っていたら、順次夫婦岩近くまで進んでいきます。
満潮?と思うほど、水位も高く波もあり、足元は岩があり思うように進めません。
足腰が弱いのか、波に流されてそうになりながら、何とか一歩一歩進みました。
海の中で祝詞を上げて太陽を拝みます。
頭に水をかけて、肩まで浸かってください!と案内があり、一瞬躊躇しましたが、ここまで来て何を躊躇うのかおかしくなって、エイっと浸かってみました。
写真は、禊の後から撮ったものですが、二見ヶ浦はとても温かく、優しい海でした。
禊の後、温かいお粥と甘酒を頂きまして、これがとても美味しくて感動でした。
それからお風呂に入って温まり、身支度を整えて再度参拝をしました。
禊の後、心が洗われように清々しく軽くなって、これまでに感じたことが無いほどの気持ち良さでした。
茅の輪くぐりが用意されたいたので、和歌を唱えながら左、右とくぐり、最後に神様に心からの御礼を申し上げました。
まだ、誰いない早朝の伊勢神宮。
人がいない宇治橋。
朝5時から参拝が出来るので、人気が無い早朝参拝は最高に気持ちが良いです。
下宮、内宮共に正式参拝し、満足感で一杯です。
禊のあと、直会として頂きましたこちらの紅白饅頭。
祖母の仏壇にお供えしてから、美味しく頂きます。
こちらがが禊守り。平成30年、平成の年号最後の記念品です。
初めての参加でしたが、こんなに素晴らしい体験が出来たことをきっと生涯忘れません。
禊着も購入したし、可能なら来年も参加したいと思っています。
残念なのは、朝日が見えなかったこと、、
来年こそは!(^^)v
なんと!この後、諦めかけていたら案件で、吉報が届きました