岩国航空基地フレンドシップデー2018

ＧＷも終盤の５日、3時半にお迎えが来て真っ暗で寒い中、徳島出発。
この朝日が見えたのは、高松駅。寒さに震えながら、コンビニで珈琲を買いました。

向かったのは、山口県の岩国米軍基地。
昨年、美保基地で始めて航空ショーを見て、ブルーインパルスに感動し
「来年は岩国！！！」の約束通り、大人4人で春の遠足です。
昨年の美保基地での航空ショーはこちら！

事前の情報から、自家用車の乗り入れは出来ないこと、
また、徳島発のバスツアーでは、基地周辺が混み合い間に合わないことがわかり、
阪急交通社のバスツアーで、高松発6時で行く事にしました。

なんと！バスツアーは満席で、4号車まで出ていました。
お弁当付きで9，990円ですが、バスツアーを選択して良かったようです。

お弁当は、広島押し！(^^ )
バスで良かった～！と感じたのは、こちらの長蛇の列を見た時。。

岩国に到着し、ずっと歩いている人の波。。
そして、入場ゲート付近でこの人の多さを見た時、
まさか、この最後尾に並ぶの^^;と不安が募りましたが、
バスは、基地の中まで乗り入れてくれて、バス専用の入場ゲートが別途あるのです。
しかし、この日は全国各地から200台以上のバスが集まり
駐車場の位置も迷子になるとたどり着けない規模でした。

一応、基地内は「アメリカ」なので、
パスポートは必要無いのですが、入場には身分証明書を提示します。

ゲートに入ると、露天の飲食やグッズ販売のお店や
地上展示の飛行機がたくさん並んでいました。

岩国は、米軍の海兵隊と日本の海上自衛隊が共用しているため、
自衛隊機とアメリカ軍機の両方が見えます。
海軍のパイロットは、とっても陽気でサービス満点です。
長身のイケメンパイロットも、素敵なスマイルで一緒に写真を撮ってくれます。
私が小さいのか、彼らが大きすぎるのか…まるで小人ですｗ

美保基地に比べ、敷地が広いせいか人の密集度が違うのでとても歩きやすい！
しかし、何も無ければ、こんな飛行機の滑走路の端から端まで歩かない、
歩けないと思うのですが、あれこれ見ながら歩くと苦にならないものですね。

普段は見えない飛行機の中もじっくり見たり、シートに座ったりできます。

この迷彩柄の飛行機は「COBRA」
プラトーンだったかな？昔みた映画のシーンを思い出しました。
これが実際に戦場で飛び攻撃する戦闘機であることを思うと
こうして航空ショーを見ている日本は、とても平和なんですよね。
正直、複雑な心境です。

こちらが、今回の目玉だったようです。
事前調査が不十分で、何も知らずに行きましたが、
なんとアジア地域では初めてのデモ飛行の披露となるステルス戦闘機「F35B」

F35は、レーダーに探知されにくいステルス性をもっていて、
短距離離陸や垂直着陸ができる性能があり、距離の短い滑走路からの離陸も可能。
日本の防衛省が会場自衛隊のヘリコプター搭載型擁護艦「いずも」へ
搭載・運用を調査するなど、導入が検討されているそうです。

知らないことばかりです。。
国民の血税の国家予算の中から「防衛費」というものが、
どのように使われているのかも、いかに無関心であったのかを思い知らされます。
これまで、軍事のことなどまるで別世界のように興味も関心も持たずにいましたが、
一機100億もの戦闘機やそれに付随する費用の莫大な額を見ると
働く女性や次世代の労働人口となる子供たちのために、
保育環境や保育士の待遇改善のための予算が取れないのかと考えてしまいます。

こちらは、ご存じ「MV22 オスプレイ」
オスプレイも垂直離着陸輸送機。
オスプレイ導入には、民主党政権下での動きからいわくつきがぬぐえないけれど、
沖縄だけでなく、日米合わせて５１機のオスプレイが日本の空を飛ぶらしいですよ。

複雑な気持ちで見上げた空には、大きな日輪とゴールデンナイツの
パラシュートが4機降下中です。

民間パイロットとして参加されている室谷義秀さんの飛行展示は、
高度な飛行技術とともに室谷さんの生き方や目指すゴールに向けて日々邁進される姿が
多くの日本人に希望や勇気を与えてくれているようで、とても嬉しい気持ちになりました。
次世代に向けて、チャレンジを育む環境づくり！これには、強く共感します。
空に向けて、高く高く飛び立つ室谷さんの飛行機、本当にカッコよかったです。